キャッチャー・フォー・ユー

キャッチャー・フォー・ユー

彼女と出会ったのはインターネットのライブ配信だった。やがて僕らの世界は現実(リアル)にまで浸透(リンク)し始める。互いでしか癒せない孤独を抱えた二人の切なく透明な物語。

アンダー・ザ・ブルー

僕と君は青き世界の中で覚めない夢を見ていたんだ。前を見ることさえ出来なくなった十代の男女が互いの傷を共有して少しずつ前を向いて歩いて行く。この物語は社会のレールから蹴落とされた若者の怒りと哀しみに満ちた叫びである。

レイニーガール

『悲しい日は雨ばかり』海の匂いが雲に運ばれて来て、空はバケツをひっくり返したみたい。おうちで一人あたしが唄うあなたに届かない恋の歌。優しい雨音が届けてくれますように。これはあなたとあたしの物語。

痛みのオルゴヲル

両親の愛情を受けずに育った私には、他人を愛せない。母は私を産み落としてまもなく育児を放棄し、父は仕事に忙殺された。「死んでないだけ」の奈津と「生きてないだけ」の麻友は「いつもの場所」で互いの「痛み」を共有する。人生のかけがえのない「瞬間」を鮮やかに描いた切なくも優しさに溢れた珠玉の物語。

文学少年の孤独

家庭、学校、部活、アルバイト......名前を呼ばれることのない日々。彼は息苦しい生活の中で、小気味良い空想に居場所を求めた。自惚れた選民思想に浸るわけでもなく、すべてを否定できるほどの度胸もない。文学少年は、孤独だった。

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